テレアポの受付突破のコツは?切られる3つのNGと通される話し方【よくある質問】
テレアポが受付で終わってしまう——原因はトーク力ではなく、受付を「敵」として扱う設計にあります。切られる3つのNGと、受付に取り次ぐ理由を渡す話し方を、600社以上の戦略設計を行うXtoXが解説します。嘘の突破テクニックは扱いません。
結論:受付突破の本質は、受付を「突破する」ことではなく、受付が「取り次ぐ理由」を渡すことです。受付の仕事は、担当者の時間を守るための選別です。選別に落ちる電話には共通のNGがあります。正しい話し方の前に、まずそこから見ていきます。なお、「知り合いを装う」などの嘘のテクニックは、通ったとしてもその後の商談を壊すため、本記事では一切扱いません。
NGその1:前置きが長い——名乗りだけで「営業」と判定される
「わたくし、◯◯株式会社の◯◯と申しまして、弊社は◯◯のサービスを展開しておりまして——」。この時点で受付の判定は終わっています。長い自己紹介と会社説明は、営業電話の最大の特徴だからです。
処方箋:名乗りは社名と名前だけ、3秒で用件へ。「◯◯株式会社の◯◯です。◯◯の件でお電話しました。物流部の◯◯様はいらっしゃいますか」——受付が判断に使う情報(誰から・何の件で・誰宛か)だけを、短く渡します。
NGその2:宛先が曖昧——「ご担当者様いらっしゃいますか」
「ご担当者様」「責任者の方」という曖昧な指名は、「相手を調べていない一斉電話」の宣言と同じです。受付には取り次ぎ先が分からず、「どういったご用件でしょうか」の応酬が始まり、そこで終わります。
処方箋:かける前に、部署名まで特定します。可能なら役職・氏名まで(Webサイト・プレスリリース・求人情報で調べられることは多い)。名前が分からなければ「◯◯を担当されている部署の方」と、部署と業務内容で指名してください。宛先の具体度は、準備の証明としてそのまま受付に伝わります。
NGその3:受付を「敵」として扱う——ごまかす・食い下がる
用件を聞かれてはぐらかす、断られてもその場で食い下がる——受付を邪魔者として扱う電話は、記録に残り、次回以降さらに通らなくなります。受付は敵ではなく、その会社との最初の接点です。
処方箋:用件を聞かれたら、堂々と具体的に答えます。「◯◯業界向けの◯◯の件で、△△様に参考になりそうな事例のご案内です」。断られたら粘らず、「では、◯◯様宛に資料をお送りしてもよろしいでしょうか。お名前だけ伺えますか」と次の接点(送付許可・担当者名・かけ直しの時間帯)を1つ持ち帰る——これが受付対応の勝ち筋です。ゼロで切らないこと。
通される電話に共通する型
3つのNGを裏返すと、通る電話の型になります。短い名乗り、具体的な宛先、具体的な用件、そして受付への礼儀。加えて効くのが「かける理由」の一言です。「先日の増床のニュースを拝見して」「◯◯展に出展されていたので」——テレアポの記事で書いたとおり、テレアポの成果は誰に・いつ・なぜかけるかで決まります。受付突破も同じで、「この電話は一斉架電ではない」と伝わる一言が、選別の基準を変えます。
よくある質問
Q1. 何度もかけ直してよいのでしょうか?
「不在」なら時間帯を変えて数回まで、「不要と断られた」ならそのリストは一旦寝かせるのが原則です。断られた相手への執拗な再架電は、迷惑行為として会社の評判を直接傷つけます。
Q2. 受付の反応が良いのに、担当者につながりません
電話だけで完結させようとしないことです。送付許可を取って資料や手紙を先に届け、「お送りした◯◯の件で」とかけ直す——建設業の記事で紹介した手紙×電話の組み合わせは、他業界でも有効です。
Q3. 受付突破のトークを磨けば、アポは増えますか?
受付は入口にすぎません。リストの精度とかける理由が弱ければ、受付を通っても担当者との会話で終わります。受付突破率だけを追うより、接続率→会話率→アポ率を分けて計測し、弱い箇所から直すのが結局の近道です。
まとめ:受付は突破する壁ではなく、最初の商談相手
短く名乗り、具体的に指名し、用件を堂々と伝え、断られたら次の接点を1つ持ち帰る。受付対応の質は、そのまま会社の第一印象です。まずは現在のスクリプトの冒頭10秒を書き出して、3つのNGに当てはまっていないか確認してみてください。
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